UNIT1 第1〜3週 検査医学・感染症1,2(2006年5月27日実施) 


 ******************  検査医学試験問題 ******************  

問1 検体採取や保存について誤っているのはどれか。

a.空腹時に採取する。							
b.採血時の溶血を防止する。						
c.全血は冷蔵庫へ保存する						
d.抗凝固剤とよく混和する。						
e.採血後の長時間放置は避ける。					
									
問2 肝細胞障害の有無を知るのに最も適当とされる酵素検査はどれか。	

a.AST(GOT)							
b.ALT(GPT)								
c.LDH								
d.アルカリフォスファターゼ						
e.γ-GTP								
									
問3 ベンス・ジョンソン蛋白について誤っているのはどれか。		

a.免疫グロブリンのL鎖であり、低分子蛋白である。			
b.尿の56℃、15分の加熱により沈殿する。				
c.尿の90℃以上の加熱により沈殿は消失する。				
d.多発性骨髄腫において認められる。					
e.試験紙法で検出できる蛋白である。					
									
問4 血色素尿が認められるのはどれか。2つ選べ。				

a.腎癌								
b.重金属中毒								
c.挫滅症候群								
d.溶血性貧血								
e.不適合輸血								
									
問5 尿ウロビリノゲンが陰性になるのはどれか。2つ選べ。

a.急性肝炎								
b.新生児溶血性貧血							
c.腎不全								
d.総胆管閉塞								
e.膵頭部癌								
									
問6 微生物感染後において、最も早期に出現し、初期抗体となるのはどれか。	

a.IgA								
b.IgD								
c.IgE								
d.IgG								
e.IgM								
									
問7 梅毒血清反応について、誤っているのはどれか。			

a.ガラス板法は脂質抗原としてカルジオライピンを用いる。		
b.梅毒ではリン脂質抗原に対する抗体であるレアギンが産生される。	
c.梅毒トレポネーマ感作血球凝集反応(TPHA)は特異性が高い。	
d.補体結合反応(緒方法)陽性では、ヒツジ血球の溶血が見られる。	
e.生物学的偽陽性反応(BFP)は脂質抗原法でみとめられる。		
									
問8 腫瘍マーカーと疾患との組み合わせで正しいのはどれか。		

(1)AFP……………肝細胞癌						
(2)CEA……………扁平細胞癌						
(3)CA19-9……………乳癌							
(4)NSE……………膵臓癌							
(5)PSA……………前立腺癌						
a.(1),(2) b.(1),(5) c.(2),(3) d.(3),(4) e.(4),(5)		
									
問9 24歳の女性、全身倦怠感とめまいを訴え来院した。赤血球数252万、
ヘモグロビン値8.6g/d?、ヘマトクリット値26%であった。
赤血球恒数から考えられる貧血はどれか。					

a.鉄欠乏性貧血			
b.再生不良性貧血			
c.感染性貧血				
d.腎性貧血				
e.巨赤芽球性貧血			
								
問10 溶血性貧血とは一致しない検査所見はどれか。		

a.血清鉄上昇							
b.間接ビリルビン上昇						
c.血清ハプトグロビン減少					
d.血清LDH減少							
e.網赤血球増加						
								
問11 末梢血の赤血球形態で連銭形成が見られるのはどれか、2つ選べ

a.悪性貧血							
b.血栓性血小板減少性紫斑病					
c.多発性骨髄腫						
d.鉛中毒							
e.マクログロブリネミア					
								
問12 リンパ球の増加が見られないのはどれか。			

a.ウィルス感染						
b.百日咳							
c.伝染性単核症						
d.寄生虫感染							
e.サイトメガロウィルス感染					
								
問13 腎機能状態を知るのに最も適した検査はどれか。

a.尿素窒素(BUN)
b.クレアチニン						
c.尿酸							
d.血清カリウム						
e.血液アンモニア						
								
問14 グラム陽性で芽胞を形成するのはどれか。				

(1)ガス壊疽菌							
(2)破傷風菌							
(3)ジフテリア菌							
(4)リステリア菌							
(5)サルモネラ菌							
a.(1),(2)	b.(1),(5)	c.(2),(3)	d.(3),(4)	e.(4),(5)

問15 微好気培養で培養を行うのはどれか。

(1)大腸菌				
(2)結核菌				
(3)カンピロバクター			
(4)ピロリ菌				
(5)肺炎球菌									
a.(1),(2)	b.(1),(5)	c.(2),(3)	d.(3),(4)	e.(4),(5)
	
問16	血清蛋白分画で多クローン性γ-グロブリン血症を示すのはどれか。		

(1)急性肝炎		
(2)ネフローゼ		
(3)SLE			
(4)サルコイドーシス	
(5)心筋梗塞		
a.(1),(2)	b.(1),(5)	c.(2),(3)	d.(3),(4)	e.(4),(5)
	
問17	血液一般検査用の採血容器に加えられている抗凝固剤はどれか。最も適当なものを選べ。

a.ヘパリン			
b.クエン酸ナトリウム		
c.蓚酸塩			
d.EDTA-2Na			
e.フッ化ナトリウム		
				
問18	閉塞性黄疸での検査所見で誤っているのはどれか。										

(1)アルカリフォスファターゼ上昇	
(2)γ-GTP上昇			
(3)間接ビリルビン上昇		
(4)尿ウロビリノゲン強陽性		
(5)総ビリルビン上昇		
a.(1),(2)	b.(1),(5)	c.(2),(3)	d.(3),(4)	e.(4),(5)
	
問19	小球性、低色素性貧血を示すのはどれか。					

(1)鉄欠乏性貧血									
(2)鉄芽球性貧血									
(3)球性出血									
(4)腎性貧血									
(5)巨赤芽球性貧血									
a.(1),(2)	b.(1),(5)	c.(2),(3)	d.(3),(4)	e.(4),(5)
	
問20	DICの検査所見に一致しないのはどれか。					

a.血小板減少									
b.FDPの上昇			
c.プロトロンビン時間の延長	
d.血漿フィブリノゲン減少	
e.赤血球沈降速度の促進	
				
問21 グラム陽性桿菌はどれか。						

(1)リステリア菌									
(2)エルシニア									
(3)緑膿菌										
(4)セラチア									
(5)ジフテリア菌									
a.(1),(2)	b.(1),(5)	c.(2),(3)	d.(3),(4)	e.(4),(5)
	
問22 内毒素の性状と一致するのはどれか。2つ選べ。				

a.グラム陰性菌の外膜に存在する。						
b.易熱性である。								
c.トキソイド化することができる。						
d.蛋白質である。								
e.ショックの原因となる。							
										
問23 ヒトの胃腸管感染でラセン菌の形態をとるのはどれか。2つ選べ。		

a.大腸菌
b.サルモネラ菌
c.ピロリ菌
d.カンピロバクター
e.コレラ菌
										
問24 消毒薬のうち、最も消毒力の強いのはどれか。				

a.消毒用エタノール								
b.ヨード系薬剤								
c.クレゾール石鹸								
d.グルタールアルデヒド							
e.両性界面活性剤								
										
問25 総コレステロール=250mg/dl、HDL-コレステロール=50mg/dl、トリグリセライド=250mg/dlの場合、
LDL-コレステロールの値はいくらか。										
										
a.50mg/dl									
b.100mg/dl									
c.150mg/dl									
d.200mg/dl									
e.250mg/dl									
										
問26 疾患とその時に出現する尿中蛋白質の組み合わせが正しいのはどれか。	

a.溶血性貧血 → アルブミン							
b.骨格筋の破壊 → ミオグロビン						
c.ネフローゼ症候群 → ヘモグロビン						
d.Fanconi症候群 → ベンス・ジョーンズ蛋白					
e.多発性骨髄腫 → α2-マクログロブリン					
										
問27 ある成分の基準範囲が50-110mg/dlであるときの、Tonkの誤差の許容限界はいくらか。										
a.2%	
b.4%	
c.6%	
d.8%	
e.10%	
						
問28 筋肉疾患の指標として有用なのはどれか。	

a.クレアチニン	
b.尿酸		
c.アンモニア		
d.クレアチン		
e.尿素窒素		
			
問29 精密度検定法はどれか。

a.同時再現性		
b.添加回収試験	
c.標準液による検定試験
d.共存物質の影響測定	
e.標準法との相関性	
			
問30 血糖値が低下する場合はどれか。	

a.肝硬変		
b.甲状腺機能亢進症	
c.胃切除後		
d.クッシング症候群	
e.糖尿病		
			
問31 尿中成分と疾患の組み合わせで誤っているのはどれか。

a.ウロビリノーゲン → 肝疾患
b.ビリルビン → 閉塞性疾患	
c.ケトン体 → 糖尿病	
d.糖 → 腎性糖尿		
e.亜硝酸塩 → 栄養不良	
				
問32 尿細管で再吸収されないのはどれか。

a.クレアチン				
b.尿素窒素				
c.グルコース				
d.尿酸				
e.クレアチニン			
					
問33 出血時間の延長が見られないのはどれか。	

(1)特発性血小板減少症				
(2)Von Willebrand 病				
(3)血友病 A					
(4)感染性貧血					
(5)DIC						
a.(1),(2)	b.(1),(5)	c.(2),(3)	d.(3),(4)	e.(4),(5)
		
問34 プロトロンビン時間は外因系の凝固因子の異常を調べる検査であるが、外因系の凝固因子
でないのはどれか。

(1)第U因子	
(2)第X因子	
(3)第Z因子	
(4)第[因子	
(5)第\因子	
a.(1),(2)	b.(1),(5)	c.(2),(3)	d.(3),(4)	e.(4),(5)
		
問35 70歳の男性、高度の貧血と右上腕骨に骨破壊がみられている。骨髄像では、図1のような細胞の
増殖が見られる。どのような疾患を考えるか。

図1画像

a.悪性リンパ腫	
b.多発性骨髄腫	
c.マクログロブリン血症
d.慢性骨髄性白血病	
e.転移性乳癌		
			
問36 末梢血の塗抹染色標本で図2のような細胞が増加している。考えられる疾患はどれか。										

図2画像

a.慢性関節リュウマチ	
b.急性糸球体腎炎	
c.アトピー性皮膚炎	
d.心筋梗塞		
e.インフルエンザ肺炎	

問37 溶血性貧血の症例において末梢血塗抹標本で図3のような細胞が認められた。最も適当と考えるものを選べ。

図3画像

a.小リンパ球
b.単球
c.網状赤血球
d.正赤芽球 
e.巨赤芽球 

問38 33歳の男性、つよい貧血と出血傾向があり、白血球数は35,000/μlと著増している。
この事例での血液塗抹標本図4を示す。最も考えられるのはどれか。

図4画像

a.急性骨髄性白血病 M1
b.急性骨髄性白血病 M2
c.急性骨髄性白血病 M3
d.急性リンパ性白血病 L1 
e.急性リンパ性白血病 L2 
											
問39 45歳の男性。リンパ節腫大や肝・脾腫があり、末梢血に図5のような異常な核形態を示すリンパ球が増加している。
考えられる疾患はどれか。

図5画像

a.伝染性単核症	
b.悪性貧血		
c.成人T細胞性白血病	
d.急性リンパ性白血病	
e.慢性骨髄性白血病	

問40 図6に示す尿沈渣の細胞は何か。	

図6画像

a.扁平上皮細胞	
b.尿細管上皮細胞	
c.円形上皮細胞	
d.移行上皮細胞	
e.白血球		



 ******************  感染症T・U試験問題  ******************

問1	ブドウ球菌と連鎖球菌の細菌学的性状について誤っているのはどれか。

a.肺炎球菌は胆汁溶解性を示す。	
b.A群連鎖球菌の感染によりASOは上昇する。	
c.黄色ブドウ球菌はエンテロトキシンを産生する。	
d.表皮ブドウ球菌は身体挿入のカテーテルに粘着する。	
e.B群連鎖球菌は高齢者での菌血症の原因となりやすい。	
	
問2	黄色ブドウ球菌のToxic Shock Syndromeについて誤っているのはどれか。

a.38〜39℃の発熱が見られる。	
b.血圧低下をきたす。	
c.GOT,GPTなどの上昇を見る。	
d.激しい筋肉痛とCPKの上昇を認める。	
e.黄色ブドウ球菌の産生する内毒素が原因である。	
	
問3	リステリア菌およびリステリア症について正しいのはどれか。

(1)リステリア菌はグラム陰性の短桿菌である。	
(2)健康成人にも高頻度に感染する。	
(3)本菌の感染により、リンパ球が著しく上昇する。	
(4)細胞内寄生菌である。	
(5)新生児髄膜炎の原因となる。	
a.(1),(2)	b.(1),(5)	c.(2),(3)	d.(3),(4)	e.(4),(5)

問4	マイコプラズマおよびマイコプラズマ肺炎について、誤っているのはどれか。

a.人工培地での増殖が可能である。	
b.発育がはやく、大きなコロニーを形成する。	
c.咳とともに大量の喀痰が見られる。	
d.感染すると寒冷凝集素が上昇する。	
e.テトラサイクリンやエリスロマイシンが有効である。	
	
問5	AIDS患者の肺炎で、最も主要な原因微生物となるのはどれか。

a.インフルエンザウィルス	
b.アデノウィルス	
c.P.carinii	
d.ヘルペスウィルス	
e.ロタウィルス	
	
問6	肺炎球菌について、正しいのはどれか。

a.ランセット状にグラム陰性球菌である。	
b.血液寒天培地ではβ溶血を示す。	
c.成人に多くの発症を見る。	
d.ペニシリンGは極めて高い感受性を示す。	
e.大葉性肺炎を起こす。	
	
問7	偏性嫌気性菌感染症の原因菌で最も多くを占めるものはどれか。

a.バクテロイデス	
b.ビフィドバクテリウム	
c.クロストリジウム	
d.ペプトコッカス	
e.ユウバクテリウム	
	
問8	リケッチャー感染症はどれか。

(1)ワイル病	
(2)梅毒	
(3)ツツガムシ病	
(4)発疹チフス	
(5)ライム病	
a.(1),(2)	b.(1),(5)	c.(2),(3)	d.(3),(4)	e.(4),(5)

問9	血液培養で汚染の原因となるのはどれか。

(1)表皮ブドウ球菌	
(2)枯草菌	
(3)肺炎球菌	
(4)A群連鎖球菌	
(5)緑膿菌	
a.(1),(2)	b.(1),(5)	c.(2),(3)	d.(3),(4)	e.(4),(5)

問10	偽膜性腸炎の原因となるのはどれか。

a.大腸菌	
b.サルモネラ菌	
c.赤痢菌	
d.バクテロイデス	
e.C.defficile	
	
問11	毒素型腸管感染症の原因菌はどれか。

(1)黄色ブドウ球菌	
(2)バチルス セレウス	
(3)ボツリヌス菌	
(4)コレラ菌	
(5)サルモネラ菌	
a.(1),(2),(3)	b.(1),(2),(5)	c.(1),(4),(5)	d.(2),(3),(4)	e.(3),(4),(5)

問12	コレラ菌について正しいのはどれか。

a.バナナ状で一端に鞭毛を持つ。	
b.オキシダーゼ陰性である。	
c.酸性域のペプトン水で良く発育する。	
d.コレラ毒素を産生する。	
e.菌体高原がO139である新型コレラが知られている。	
a.(1),(2),(3)	b.(1),(2),(5)	c.(1),(4),(5)	d.(2),(3),(4)	e.(3),(4),(5)

問13	赤痢菌および赤痢について正しいのはどれか。2つ選べ。

a.運動性菌	
b.強力な内毒素を産生する	
c.菌血症はおこさない。	
d.膿粘血便が見られる。	
e.小腸が主たる感染部位である。	
	
問14	百日咳菌について正しいものはどれか。

(1)グラム陽性の短桿菌である。	
(2)感染により強い咳が長時間続く。	
(3)気管上皮を傷害する毒素を発生する。	
(4)リンパ球を著しく増加する。	
(5)百日咳ワクチンは有効ではない。	
a.(1),(2),(3)	b.(1),(2),(5)	c.(1),(4),(5)	d.(2),(3),(4)	e.(3),(4),(5)

問15	ジフテリア菌およびジフテリアについて正しいのはどれか。

(1)空気感染を起こす。	
(2)グラム陰性桿菌である。	
(3)外毒素を産生する。	
(4)咽頭部に偽膜が形成される。	
(5)心筋炎や末梢神経炎が見られる。	
a.(1),(2),(3)  b.(1),(2),(5)	c.(1),(4),(5)	d.(2),(3),(4)	e.(3),(4),(5)

問16	ボツリヌス菌およびボツリヌス症について誤っているのはどれか。

(1)耐熱性の芽胞を形成する。	
(2)生ハムや辛子レンコンなどの保存食が原因食となる。	
(3)複視や眼瞼麻痺などの症状が見られる。	
(4)骨格筋麻痺により歩行困難となる。	
(5)意識障害が起こってくる。	
	
問17	レジオネラ肺炎について誤っているのはどれか。

a.ヒトへの感染はエアロゾルの吸引による。	
b.グラム陰性桿菌であり、普通寒天培地には発育できない。	
c.ヒトからヒトへの感染は確認されていない。	
d.喀痰量が多く膿性を示す。	
e.治療にはエリスロマイシンが使用される。	
	
問18	母から子への垂直感染を起こすのはどれか。2つ選べ。

(1)HIV	
(2)風疹	
(3)アデノウィルス	
(4)インフルエンザウィルス	
(5)エンテロウィルス	
	
問19	向神経性ウィルスとはどれか。

(1)ポリオウィルス	
(2)RSウィルス	
(3)サイトメガロウィルス	
(4)EBウィルス	
(5)麻疹ウィルス	
a.(1),(2)	b.(1),(5)	c.(2),(3)	d.(3),(4)	e.(4),(5)

問20	感染性下痢症の原因となるウィルスはどれか。

(1)ロタウィルス	
(2)ライノウィルス	
(3)コクサッキーウィルス	
(4)西ナイルウィルス	
(5)ノロウィルス	
a.(1),(2)	b.(1),(5)	c.(2),(3)	d.(3),(4)	e.(4),(5)

問21	強力なベロ毒素を産生するのはどれか。

(1)Shigella dysenteriea type1	
(2)EHEC(腸管出血性大腸菌)	
(3)毒素産生性大腸菌	
(4)病原性大腸菌	
(5)コレラ菌	
a.(1),(2)	b.(1),(5)	c.(2),(3)	d.(3),(4)	e.(4),(5)

問22	腸チフスと一致しない所見はどれか。

a.経口感染	
b.好中球が著しく増加する。	
c.最も早期に菌が分離されるのは血液である。	
d.ウイダール反応が陽性となる。	
e.胆石患者は保菌者になりやすい。	
	
問23	尿路感染症と一致しないのはどれか。

(1)排尿痛や頻尿が見られる。	
(2)尿の混濁	
(3)白血球円柱は腎実質の炎症を考えさせる。	
(4)急性腎盂腎炎の多くは血行性感染である。	
(5)尿流障害が感染を助長する。	
	
問24	緑膿菌について誤っているのはどれか。

a.腸内細菌科の細菌である。	
b.ブドウ糖非発酵性グラム陰性桿菌である。	
c.ピオシアニンを産生する。	
d.多剤耐性菌であり、薬剤選択が重要である。	
e.プロテアーゼやエラスターゼを産生し、組織破壊をする。	
	
問25	菌交代症の原因となるのはどれか。正しいのを選べ。

(1)肺炎球菌	
(2)MRSA	
(3)緑膿菌	
(4)腸球菌	
(5)プロピオニバクテリウム	
a.(1),(2),(3)  b.(1),(2),(5)	c.(1),(4),(5)	d.(2),(3),(4)	e.(3),(4),(5)

問26	A群連鎖球菌について誤っているのはどれか。

a.血液寒天ではα溶血を示す。	
b.感染後にはASOの上昇が見られる。	
c.代表的な化膿菌である。	
d.急性糸球体腎炎の原因菌である。	
e.劇症性感染例も知られている。	
	
問27	疾患と臨床検査との組み合わせで誤っているのはどれか。

a.梅毒・・・・・・・・・・・・TPHA	
b.伝染性単核症・・・・ポールバンネル テスト	
c.ジフテリア・・・・・・・シック テスト	
d.結核菌・・・・・・・・・・CAMP テスト	
e.ガス壊疽菌・・・・・・・レシチナーゼ反応	
	
問28	喀痰の採取・保存において誤っているのはどれか。

a.喀痰は早期起床時に採取するのがよい。	
b.うがいをしてから採取する。	
c.臭気は嫌気性菌感染を疑う。	
d.無理な採取をしない。	
e.室温において保存する。	
	
問29	最も代表的な化膿菌はどれか。2つ選べ。

a.黄色ブドウ球菌	
b.表皮ブドウ球菌	
c.A群溶血性連鎖球菌	
d.B群溶血性連鎖球菌	
e.肺炎球菌	
	
問30	65歳、男性、S状結腸ガンに対して左半結腸切除術を行った。術後
は絶飲食とし中心静脈栄養下で5日間第二世代セフェム系抗生物質を投与して
いたが、術後6日目より術後感染兆候が見られた。
この患者で術後の術野感染はどれか。

a.腹腔内膿瘍	
b.肺炎	
c.敗血症	
d.腎盂炎	
e.膿胸	
	
問31	術後感染を発症する患者側因子はどれか。

a.術前皮膚切開部の消毒	
b.術後予防的抗生物質投与	
c.糖尿病の既往歴	
d.術後排液ドレーンの位置異常	
e.術後出血	
	
問32	術後感染を疑わせる所見でないのはどれか。

a.体温 38.6℃	
b.WBC 8500/μl	
c.CRP 5.0mg/dl	
d.脈拍 100回/分	
e.手術創周囲の発赤	
	
問33	真菌細胞に見られないのはどれか。

a.細胞壁	
b.細胞膜	
c.核膜	
d.葉緑素	
e.ミトコンドリア	
	
問34	カンジダを分離しその種類を同定できる培地はどれか。

a.CHROMagar	
b.ポテトデキストロース寒天培地	
c.サブローグルコース寒天培地	
d.血液寒天培地	
e.ツァペックドックス培地	
	
問35	患者血清中の1,3-β-D-グルカンを最も検出しやすい真菌症はどれか。

a.カンジダ症	
b.クリプトコッカス症	
c.ムーコル症	
d.アメーバ症	
e.ペニシリウム症	
	
問36	正しいのはどれか。

a.ガフキー3号とは数視野に1個の菌数である。	
b.好酸菌の塗抹検査で染色はグラム染色で行う。	
c.ツベルクリン反応は感染を受けてから陽性になるのに2ヶ月かかる。	
d.結核の感染は接触感染である。	
e.結核の感染を受けた者の約30%が発病する。	
	
問37	結核感染の届出について、診断後何日以内に届出る必要があるか。

a.1日	
b.2日	
c.3日	
d.1週間	
e.1ヶ月	
	
問38	角膜ヘルペスについて正しい文章を選べ。

(1)地図状角膜炎に対しては、ACV眼軟膏を使用する。	
(2)樹枝状角膜炎に対しては、ステロイド薬点眼を使用する。	
(3)ヘルペスウィルスは三叉神経節に潜伏感染する。	
(4)角膜知覚が低下することが特徴的である。	
a.(1),(2) b.(1),(2),(3) c.(1),(4) d.(1),(2),(4) 
e.上記a〜d以外

問39	抗ウィルス薬について正しい文章を選べ。

(1)ガンシクロビルはサイトメガロウィルスに対して効果を発揮する。	
(2)アシクロビルは細胞毒性は低い。	
(3)アデノウィルスに対する効果的な抗ウィルス薬は存在しない。	
(4)潜伏感染に対してアシクロビルは効果を発揮しない。	
a.(1),(3),(4)	 b.(1),(2),(3) c.(2),(3) d.(4)
e.上記a〜d以外

問40	アカントアメーバ角膜炎について正しい文章を選べ。

(1)円板状角膜炎に酷似している。	
(2)ソフトコンタクトレンズ装用者に多い。	
(3)放射状角膜神経炎が晩期に見られる。	
(4)抗真菌薬を投与する。	
a.(1),(3),(4)	 b.(1),(2),(4) c.(2),(3) d.(4)
e.上記a〜d以外

問41	正しいものはどれか。

a.水痘の潜伏期は、約1週間である。	
b.帯状疱疹とは、単純ヘルペスウィルスの再活性化した病像である。	
c.水痘では、紅斑、水泡、痂皮を形成する。	
d.風疹では、無菌性髄膜炎の合併が多い。	
e.風疹では解熱後に色素沈着を残す。	
	
問42	正しいものはどれか。

a.突発性発疹では発熱と同時に発疹が出現する。	
b.伝染性紅斑の好発年齢は、主に乳幼児期である。	
c.伝染性紅斑では、両頬部と体幹に発疹が出現する。	
d.亜急性硬化性全脳炎は麻疹ウィルスによる遅発性脳炎である。	
e.麻疹の潜伏期は、2〜3週である。	
	
問43	3歳児の細菌性髄膜炎の原因菌として最も多いのはどれか。

a.B群連鎖球菌	
b.大腸菌	
c.インフルエンザ桿菌	
d.A群溶連菌	
e.クレブシェラ	
	
問44	新生児の細菌性髄膜炎の原因菌として最も多いのはどれか。

a.髄膜炎菌	
b.大腸菌	
c.インフルエンザ桿菌	
d.A群溶連菌	
e.肺炎球菌	
	
問45	髄液所見について、正しいものをえらべ。

a.細菌性髄膜炎では、好酸球の有意な増加がみられる。	
b.ウィルス性髄膜炎では、糖の減少が著しい。	
c.肉眼的に混濁していれば、ウィルス性髄膜炎が疑わしい。	
d.細菌性髄膜炎では蛋白の低下が著しい。	
e.ウィルス性髄膜炎では、病初期に好中球が優位なことがある。	
	
問46	寄生虫のうち象皮病の原因となるものはどれか。

a.鞭虫	
b.糞線虫	
c.有棘顎口虫	
d.アメリカ鉤虫	
e.バンクロフト糸状虫	
	
問47	吸虫に関する質問のうち、正しいものはどれか。2つ選べ。

a.肝吸虫は山岳地帯に多く分布する。	
b.横川吸虫卵と肝吸虫卵は大型で、それらの形態は明らかに異なる。	
c.横川吸虫の第2中間宿主はアユである。	
d.日本住血吸虫はヒトに経口感染する。	
e.ビルハルツ住血吸虫症の患者は血尿をきたす。	
	
問48	無鉤条虫について正しいのはどれか。

a.虫体が長大な割には特に強い症状は現れない。	
b.ヒトは牛肉を生で食べて感染する。	
c.ヒトの消化管内で多数の虫卵を産卵する。	
d.わが国における人体症例はほとんど知られていない。	
e.患者から排泄された虫体は肛門にぶら下がる。	
a.(1),(2)	b.(1),(5)	c.(2),(3)	d.(3),(4)	e.(4),(5)

問49	幼虫移行症について正しいものはどれか。

a.診断には糞便検査法が有効である。	
b.他の寄生虫疾患と比較すると症状が激しいのが通例である。	
c.海産魚の生食は感染原因とはならない。	
d.患者には好塩基球の増加が認められる。	
e.抗体検査や遺伝子診断はあまり有効ではない。	
	
問50	正しい組み合わせはどれか。

(1)アニサキス・・・・・・・・ヘビやカエルの生食	
(2)広東住血線虫・・・・・・気胸・胸水貯留	
(3)有棘顎口虫・・・・・・・・皮膚爬行症	
(4)犬糸状虫・・・・・・・・・・銭形陰影	
(5)イヌ回虫・・・・・・・・・・・眼幼虫移行症	
a.(1),(2),(3)	 b.(1),(2),(5) c.(1),(4),(5) d.(2),(3),(4) e.(3),(4),(5)

問51	感染症による死因に関する記載で、誤っているのはどれか。

a.急性呼吸器感染症の多くは肺炎である。	
b.マラリアによる年間死亡者数は100万人以上と推定される。	
c.麻疹による推定年間死亡者数は100万人以下に減少した。	
d.感染症死因としてHIV/AIDSによる死亡者が最も多い。	
e.結核による乳幼児の死亡は少ない。	
	
問52	感染症対策のプログラム(介入)で正しい組み合わせはどれか。

(1)麻疹:3 by 5	
(2)エイズ:EPI	
(3)結核:DOTS	
(4)下痢症:IMCI	
(5)マラリア:RBM	
a.(1),(2),(3)	 b.(1),(2),(5) c.(1),(4),(5) d.(2),(3),(4) e.(3),(4),(5)

問53	マラリアの血液標本で正しい組み合わせはどれか。

(1)熱帯熱マラリアの感染赤血球は小さくなる。	
(2)熱帯熱マラリアの輪状体は赤血球の約1/4の大きさである。	
(3)三日熱マラリアでは複数の輪状体がみられる。	
(4)三日熱マラリアの生殖母体はバナナ(細長)型である。	
(5)四日熱マラリアの分裂体は帯状(バンド型)である。	
a.(1),(2),(3)	 b.(1),(2),(5) c.(1),(4),(5) d.(2),(3),(4) e.(3),(4),(5)

問54	誤った治療法はどれか。

a.悪性(脳)マラリアにはキニーネ	
b.多剤耐性マラリアにはアーテミシン	
c.三日熱の根治療法にはプリマキン	
d.トキソプラズマ症にはクロロキン	
e.アメーバ赤痢症にはメトロニダゾール	
	
問55	正しいマラリアの記載はどれか。

(1)再発は休眠体(ヒプノゾイト)の分裂・増殖による。	
(2)再燃は三日熱マラリアに特有である。	
(3)熱帯熱マラリアは脳(重症)マラリアになる。	
(4)ネフローゼ症候群は四日熱マラリアに特有である。	
a.(1),(3),(4)	 b.(1),(2) c.(2),(3) d.(4)
e.(1)〜(4)のすべて

問56	蚊が媒介する感染症の組み合わせはどれか。

(1)デング熱	
(2)マラリア	
(3)黄熱	
(4)西ナイル肺炎	
a.(1),(3),(4)	 b.(1),(2) c.(2),(3) d.(4)
e.(1)〜(4)のすべて

問57	最小発育濃度(MIC)に関する以下の説明で正しいものはどれか。

a.MICは細菌種で固有の数値である。	
b.MICが小さいほど、抗菌剤に対する感受性がよい。	
c.MICの変動域が3管差以上であれば、再現性に問題はない。	
d.MICは薬剤が細菌を殺菌できる最小の濃度を意味する。	
e.MICは微量液体希釈法では測定できない。	
	
問58	MRSAについて正しいのはどれか。2つ選べ。

a.PBP-2´の産生により耐性化する。	
b.本法での陽性率は諸外国に比べ低い。	
c.mecAを保有する。	
d.バンコマイシンの予防投与が発症抑制に有効である。	
e.βラクタム剤以外の抗菌剤には感受性を示すものが多い。	
	
問59	βラクタマーゼに関する記載で正しいものはどれか。2つ選べ。

a.ESBLはペニシリンのみを分解する能力を持つ。	
b.ESBLはプラスミド上に耐性遺伝子が存在する。	
c.ESBLはクラブラン酸などのβラクタマーゼ阻害薬で阻害を受ける。	
d.黄色ブドウ球菌はβラクタマーゼを有さない。	
e.メタロβラクタマーゼはカルバペネムまで分解する能力を持つ。	
	
問60	次のうち日和見感染の病原体でないものはどれか。2つ選べ。

a.サイトメガロウィルス	
b.黄色ブドウ球菌	
c.緑膿菌	
d.カンジダアルビカンス	
e.B型肝炎ウィルス	
	
問61	院内感染対策に関する以下の組み合わせで正しいものはどれか。2つ選べ。
	
a.接触感染対策・・・・・・・・・・MRSA腸炎	
b.飛沫感染対策・・・・・・・・・・肺結核	
c.空気感染対策・・・・・・・・・・流行性耳下腺炎	
d.標準予防策・・・・・・・・・・・・感染症以外の疾患	
e.空気感染対策・・・・・・・・・・インフルエンザ	
	
問62	次のうち遺伝子増幅による病原体検出法はどれか。

a.サザーンブロット法	
b.パルスフィールド電気泳動法	
c.酵素抗体法	
d.PCR法	
e.ラジオイムノアッセイ法	
	
問37	HIV感染症について誤りはどれか。

a.サイトメガロウィルス由来の悪性リンパ腫を発症する。	
b.細胞内進入にはCD4抗原とケモカインレセプターの存在が必要である。	
c.サイトメガロウィルス網膜症は失明することが多い。	
d.治療は逆転写酵素阻害剤およびプロテアーゼ阻害剤の併用が良い。	
e.効果判定は末梢血のCD4陽性リンパ球数と血液中のHIV RNAの定量でなされる。	
	
問64	コンドームで予防できないSTDはどれか。

a.淋菌性尿道炎	
b.クラミジア尿道炎	
c.HTLV-1感染症	
d.HIV感染症	
e.伝染性単核球症	
	
問65	次のうち、誤っているのはどれか。

a.献血血液のHIV陽性率は増加している。	
b.HIVはRNAウィルスである。	
c.HIV抗体ができるまで1〜2週間かかる。	
d.CD4リンパ球数は感染者の免疫状態をあらわす。	
e.HIV感染者は身体障害者手帳が交付される。	
	
問66	次のうち、誤っているのはどれか。

a.クラミジア感染症では細胞内に封入体を形成し生育する。	
b.淋菌により尿道炎は疼痛をきたす事が多い。	
c.第二期梅毒では扁平コンジロームを生じる。	
d.生物学的偽陽性とはSTS陰性、TPHA陽性のことである。	
e.パピローマウィルスはRNAウィルスである。	
	
問67	成人T細胞白血病について正しいものはどれか。

a.腫瘍細胞は成熟したCD4陽性T細胞である。	
b.皮膚浸潤はまれである。	
c.原因ウィルスの主な感染経路は空気感染である。	
d.原因ウィルスのキャリアは東北・北海道地区に多い。	
e.ヒト免疫不全ウィルス(HIV-1)が原因である。	
	
問68	次のうち、関連性の無いものはどれか。

a.尖形コンジローマ・・・・・・・・・・パピローマウィルス	
b.淋菌性尿道炎・・・・・・・・・・・・・Treponema pallidum	
c.バラ疹・・・・・・・・・・・・・・・・・・・梅毒	
d.HAART療法・・・・・・・・・・・・・・・HIV感染症	
e.成人T細胞白血病・・・・・・・・・・HTLV-1感染症	
	
問69	グラム染色に用いられないのはどれか。

a.クリスタル紫	
b.純アルコール	
c.メチレン青	
d.ルゴール	
e.サフラニン	
	
問70	培地と細菌の組み合わせで誤っているのはどれか。

a.百日咳菌・・・・・・・・・・ボルデー・ジャング培地	
b.ヘモフィルス・・・・・・・・チョコレート培地	
c.コレラ菌・・・・・・・・・・・TCBS	
d.レジオネラ菌・・・・・・・・BYCE	
e.カンピロバクター・・・・SS寒天	
	
問71	感染細胞に封入体が認められるものはどれか。

(1)クラミジア	
(2)トレポネーマ	
(3)マイコプラズマ	
(4)レプトスピラ	
(5)リケッチャー	
a.(1),(2)	b.(1),(5)	c.(2),(3)	d.(3),(4)	e.(4),(5)

問72	壊死性の咽頭炎から検査材料を採取し、ナイセル染色を行ったら端在する異染小体が観察できた。最も推定される菌はどれか。

a.肺炎球菌	
b.連鎖球菌	
c.腸球菌	
d.ジフテリア	
e.クリプトコッカス	
	
問73	感染細胞に大きなフクロウ眼様の封入体が見られるのはどれか。

a.サイトメガロウィルス	
b.水痘-帯状疱疹ウィルス	
c.狂犬病ウィルス	
d.日本脳炎ウィルス	
e.ポリオウィルス	
	
問74	複雑性尿路感染症について正しい記述を選べ。

a.糖尿病や肝硬変などの全身性疾患の合併がある。	
b.大腸菌が起炎菌である場合が単純性尿路感染症より多い。	
c.細菌が尿路上皮に付着する機構から、受容体疾患と考えられる。	
d.治療に抵抗するが適切な抗生物質で治療すれば再発は少ない。	
e.尿路に留置されたカテーテルや尿路結石などが要因となる。	
	
問75	外傷に伴う感染症の症例から図7のような形態を示す菌が見られた。考えられるのはどれか。

図7画像

a.ガス壊疽菌	
b.破傷風菌	
c.炭疽菌	
d.枯草菌	
e.セレウス菌	
	
問76	呼吸器感染例の喀痰から図8のような形態を示す細菌が見られた。考えられるのはどれか。

図8画像

a.α連鎖球菌	
b.β連鎖球菌	
c.γ連鎖球菌	
d.肺炎球菌	
e.モラクセラ	
	
問77	混濁する脳脊髄液から図9のような形態を示す細菌が見られた。考えられるのはどれか。

図9画像

a.髄膜炎菌	
b.淋菌	
c.リステリア菌	
d.黄色ブドウ球菌	
e.コリネバクテリウム	
	
問78	喀痰の抗酸染色を行ったところ図10のような細菌が見られた。考えられるのはどれか。

図10画像

a.レジオネラ菌	
b.緑膿菌	
c.結核菌	
d.ジフテリア菌	
e.Mycobacterium avium	
	
問79	腸管感染が疑われる症例の便から図11のような形態を示す菌が見られた。最も考えられるのはどれか。

図11画像

a.大腸菌	
b.サルモネラ菌	
c.赤痢菌	
d.コレラ菌	
e.カンピロバクター	
	
問80	墨汁染色で図12のような形態を示す真菌はどれか。

図12画像

a.アスペルギウス	
b.ムーコル	
c.カンジダ	
d.クリプトコッカス	
e.トリコスポロン	


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